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●「電子マネー」は災害に強い?

Posted on 2017年10月3日 in 未分類

【仮想通貨と電子マネー】
電子マネーが流行っている。大手銀行なども、電子マネーを始める、という話があちこちで聞こえる。電子マネーというと、「仮想通貨」と呼ばれているものがある。一方で、Suicaなどのように、日本円をそのまま入れて使う「単にお財布代わり」のものもある。「仮想通貨」は政府が関係なく流通する。仮想通貨ではない電子マネーは、本来のお金の代わりだ、というだけだ。つまり、「電子マネー」には、(1)「(国の政府とは関係ない)仮想通貨」と、(2)「(国の政府の発行する通貨だが、コインやお札を使わない、というだけの)仮想通貨ではないもの」という2種類がある、ということだ。

【政府が強いと仮想通貨は流行らない】
日本ではいろいろあるものの「政府が倒れそう」などの政情不安はない。しかし、「政府が倒れそう」という地域では、通貨も不安定だ。だから、(1)「仮想通貨」が発達する。いつ政府が倒れて、他の政府になっても、お金にしておいたあなたの財産が守れるからだ。逆に言えば、仮想通貨が流行る地域は「政情不安定な地域」「政府が信用されていない地域」ということになる。

日本では、日本の政府が倒れることはまずない、とみんな思っている。共産党でも天皇誕生日には祝日で休む。日本なら、政権が変わっても日本円で安心して買い物ができる。日本という地域全体で価値観のベースがひとつで、統一感がある。だから、通貨も政府が保証している限り、安心だ、と多くの人に思われている。こういう地域では(1)「仮想通貨」は流行らない。ICT化で、コインやお札を持って歩くことがなくなる「利便性」のほうが強調され、(2)「電子マネー」にはなっていくが、そこまでだ。

【仮想通貨の仕組み】
仮想通貨の仕組みは、世界のどこか一箇所にある「銀行」にお金を預ける仕組みではなく、世界中にたくさん広がる「仮想通貨ノード(ノードというのはサーバーのようなもの)」が相互にインターネットで通信しあって、「XXさんがXX円を預けたから、XXさんにはXX円をいつでもどこでも引き出せる権利があります」ということができる、というものだ。もちろん、単位は「円」ではないけれども。ある地域を災害などが襲って、「仮想通貨のノード」がいくつかつぶれても、他の地域では大丈夫なら、その人の預けたお金の情報は、他の多数の「仮想通貨ノード」が持っているから、仮想通貨は地域災害に強い、ということになる。たとえば、日本に巨大隕石が落ちて日本全部がだめになっても、あなたのお金はロンドンで引き出せる。

【電子マネーは所詮、地域のお金】
日本で使える「マネー」は、たいていは銀行が「預金情報」を持っている。その情報を持っているのは日本国内の銀行であって、その銀行の情報はすべて日本国内で持っているはずだ。他の国の領土である地域に、にその情報(日本国民の財産)を預ける、ということはまずありえない。それは日本の財産であるのだから。しかし、自然災害のことを考えて、地震の少ない、津波もない、山奥などに「お金の情報サーバーのコンピュータ」を置いているんじゃないか、というのは十分に考えられる。しかし、それでも、そのデータの保管場所は日本国内に限る。「電子マネー」も例外ではない。しかし、日本に隕石が落ちて、日本全土がだめになって、日本の政府も銀行もだめになったら、当然、そのデータ=国民の財産、もパァである。いや、そういうことはまずないと思うけれども。

【仮想通貨は地域災害や政変に強い】
一方、「仮想通貨」は、地域災害にも、政情不安にも強く、あなたの財産を守る。日本円は日本の政府が保証しているから、日本の政府がなくなるとパァになるが、そういうことはまずありえない、と多くの人が思っているので、日本では仮想通貨が流行らないのだ。「仮想通貨は地域災害や政変に非常に強い」。

【「仮想通貨」と「電子マネー」は違う】
そういうわけで、仮想通貨は国の政府にも地域の災害にも関係ない(地球にインターネットがある限り有効な)「強いお金」である。「電子マネー」は、地域の政府のお金を元にそれに「利便性」を持たせた、というものであって、地域の政府が強い力を持っている限りにおいては「強いお金」である。

【とは言うものの「仮想通貨」は迫害される】
ところが、国の政府の立場から言えば「仮想通貨」とは国の政府の保証する価値とは違うところに存在するものだ。であれば、「お金」の価値が国の政府の価値よりも上になることでもある。だから、国の政府は仮想通貨を、政府を転覆しかねない「革命勢力」みたいに思っている。だから、仮想通貨は国の政府に弾圧されやすい。そういう意味で「仮想通貨」といえども、いつでも安心、というこわけでもない。とりわけ、国の政府が強く安定している地域ではなおさらである。

 

 

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